渋谷日向子、全英女子オープン優勝!メジャー初出場で

amebaブログから

誰も注目していなかった

 岡本綾子や宮里藍など、いいところまで行っても、結局は手が届かなかったビッグタイトルを取った。弱冠20歳、誰も注目していなかったのが、返ってよかったのかな。

向かっていったのは間違いない

 ここまで来たのなら狙わないと、と3日目が終わった時点で思った、と言っているから、向かっていったのは間違いない。「ここで刻みたくはない」「最終ホールのバーディパットはプレーオフは嫌なので強めに打った」と、随所に積極的な発言が目立つ。

距離が出る

AFP通信記者は「体は大きくないが飛距離が出る。男子と一緒に野球をしていたので体が強いのだろう」、とのコメントがあるが、ショットでバーディをとるには、不可欠なんだろうな。

優勝できる素地とタイミングがピッタリあった

 メジャーをとるには、これらの条件がそろわないとむつかしい。4パットも1回あったのに、気落ちすることなく向かっていったメンタルは素晴らしいと思う。最近では松山、畑岡、等、期待がはずれるのを見続けてきたので、本当にすごいことだと思う。素直にうれしい。本人は意識をして笑顔にしているとの事だが、「スマイリング シンデレラ」の愛称をもらって、海外の人にも愛されているのもうれしい。

エアコン

 エアコンの冷気で頭痛がするなあ、と、うとうとしていると、洗濯機の回る音がする。母がおしっこを失敗して、自分で下着を洗っているようだ。顔を出した僕に、「外に出ると危ないので、ここらあたりに干しておく。」と言って、椅子に座ってぼんやりとしている。パッチを直接はいて、おしめもつけていないようだ。尿取りパッドだけ、付けさせるが、明朝にちゃんとしないとダメだ。「足が悪いから間に合わんねん」と言っているが、側に置いているパーソナル便座にもちゃんと座れないのか? 暑そうだし、熱中症になってはいけないのでエアコンをかけて寝たが、寒くてトイレの失敗を起こす原因になったのか。便座の水を交換したが。母もベッドに座ったまま横にならない。午前2時。今日も長い1日になりそうだ。

夜叉萬同心①冬かげろう(辻堂 魁)

 この本は2008年に一度読んだが、今新しい出版社から、新装で又シリーズ化され、新しい巻も追加されたので、最初から読みなおしです。 図書館の解説から、「北町奉行所の隠密廻り方同心、萬七蔵は、目的遂行のためには手段を選ばぬやり方から、「夜叉萬」と呼ばれ密かに恐れられていた。脂粉の香りを残し去ってゆく辻斬りの探索の過程で七蔵が見た卑劣な真実とは-。」 主人公の捜査を見ていると、正義感が強く、悪い奴には容赦なく、腕に物を言わす役人。この作者のもう一つの人気シリーズの、「風の市兵衛」の主人公は、その折り目正しさが、もどかしい時もあるが、夜叉萬はその容赦のなさが、返って痛快です。

文庫本カバーから

本当に強いです

 その戦いぶりを見た、夜鷹が、「あんたが夜叉萬だね。聞いてるよ。北町の極悪役人だって。けど強いねえ。惚れぼれするよ。いいさ、極悪役人でも、その腕っぷしでお千ちゃんたち三人の敵を取っておくれ。相手が町方だからって、容赦しちゃいけないよ。」こう感心してます。このセリフ、心に残ります。

新酔いどれ小藤次(⑤)「柳に風」(佐伯泰英)

 駿太郎、腕を上げる

文庫本カバーより

 駿太郎は順調に成長して、背丈も小藤次より2寸も高くなる。前の巻で小藤次に弟子入りした、二人の旧森藩の侍も腕を上げて、これらの脇役が活躍する場面が、だいぶと紙面をさくようになった。又、新たに破戒坊主の「瑞願」というご近所さんが現れる。佐伯さんのシリーズには大抵、自分中心キャラの人が出てくるが、小藤次シリーズでは、又一人加わって随分人数が多いように思う。何か意図するところがあるのだろうか。今回は全巻で小藤次に懲らしめられた悪い浪人達の親玉との対決になる。小藤次と脇役人の活躍で悪は退治されることになります。小藤次は自作の竹とんぼを武器にして、例えば「すっと、頬を傷つける」をいうような、攻撃を見せます。私も子供の頃竹とんぼで遊んだとき、確かに空に向かってとぶものの、コントロールなど、とてもできないおもちゃだったように思います。それが、有力な武器になるとはとても思えないけれど、今回同じ事を駿太郎がしたときは、これはあり得へんやろ、と思いましたわ。

駿太郎、人を切る

 何と今回、駿太郎が悪党を遂に切り殺します。11歳ですよ。その後、特に本人が殺人のショックを感じたというシーンも出てきません。すごいです。津本陽の柳生兵庫助のシリーズで、やはり、少年の兵庫助が爺様からの教え通りの剣使いをして、悪人を懲らしめる場面が出てくる。それは新陰流の厳しい教えが、兵庫助の身に着いた様子を見て、感動したのを思い出します。駿太郎の場合は感動より、なんぼなんでも早すぎひん?と感じますわ。

西部劇の冒頭の景色やイラスト

 13:00にBSプレミアムにチャンネルを合わすと、明らかに西部劇とわかる、歌とイラストが現れた。それが何故か懐かしくて、そのまま見てしまう。題名はジョンウェイン出演の「エルドラド」。本日も同じ時間にチャンネルを合わすと、映画音楽はインストラメンタル曲だが、景色がアメリカの大自然、ここはどこかな?と思っていると、「オレゴン魂」というタイトルで、出演はジョンウェインとキャサリーンヘップバーン。彼女の映画は「旅情」しか見ていないが、印象に残っている映画なので、今日も見てしまおうと思う。それにしても、オレゴンの景色は本当にすばらしい。日本の田舎の景色も素晴らしいが、この雄大さはアメリカならだろう。子供の頃に憧れたアメリカが目の前に現れる。ジョンウェインとキャサリーンヘップバーンのあまり噛み合っていないような掛け合いがおもしろかった。別れの時、互いにひかれあってはいるが、結ばれる事は考えられない、と二人がそれぞれ思っている。又、もう会うことは多分ないとわかっていながら、再会を約束するシーンもホロ酸っぱい。大自然の中に小さくなっていく彼女の馬影が、この時代に生きていた人たちの生き方を表しているようだった。

向こう岸見ているだけでは渡れない

 コシノジュンコさんのお母さんの言葉。今日(2019/8/1)から日経の私の履歴書に彼女の連載が始まった。その中で母からもらった大事な言葉として紹介されている。ただ憧れていてもだめだ、という事だと思う。向こう岸には色んな意味があるんだろうけれど、まず実行すること、を自分の習慣にするのに、とても分かりやすい言葉だと思う。