しつけ<風の市兵衛(弐)修羅の契り(辻堂魁)>より

ものを頂いた例をする。初めての人にちゃんとする

表紙カバーより

 突然、縁があった人の子供二人を引き取るとことになった市兵衛。この主人公の人柄どおり子供たちに優しく接する。 引越し祝いを持参した友人へ、「小弥太、織江、宰領屋のご主人の矢藤太さんが、この店に引っ越せるよう世話をしてくれたのだ。お礼を言うんだよ」市兵衛は織江を膝にのせていて、小弥太は膝の傍らにいる。「矢藤太さんありがとうございます」「矢藤太さんありがとう」小弥太と織江が懸命に言った。 同じく引越し祝いをもらった文六夫婦に、「小弥太、織江、文六親分とみなさんから引っ越しの祝いを、沢山いただいた。お礼を言わないとな」「文六親分、お糸姐さん、捨松さん…沢山の祝いの品をありがとうございます」小弥太、は一人ずつ名前をあげて大人びて言い、辞儀をして見せた。「お糸ちゃんありがとう」お糸の大きな腕に抱かれた織江が、お糸に話しかけるように言った。 友人の弥陀の介を紹介するとき、「小弥太、織江、このおじさんはな、私のお友達なのだ。顔は怖いが、心根の優しいおじさんなのだ。さあ、座って、おいでなさいませ、とご挨拶をするのだ」 ものを頂いた例をする。初めての人にちゃんとする、これだけの事だが、私の子供たちにもさせなかったし、私自身もできていない。こういうところで、人としての基本が形成されるんだろうな、と思う。江戸時代の武家では当然の事だったのだろうが、日本の民度をはかるその原点がこういうところにあるんだろう。

ワクワクすることが人生にお金をつれてくる(本田 健)

本の表紙より

 自分の大好きなワクワクすることをやり、それをきわめてお金を稼ぎなさい、という趣旨。最初は「そうすると、こんなにいいですよ」と利点を述べてくれる。しかし、後半では、「好きな事で成功するにはこういう心構えでいないといけません」、と結構かなりの注意点が出てくる。その点が、非常に現実に即していて良いなあと思う。私も今いくつかしたい事はあり、この本を読む前から、残りの人生も短くなってきており、何か絞り込みをしないといけないなあと思っていた。実行に移して行くのに背中を押してくれる本だと思う。

LINE公式アカウント(堤 建(たけ)拓(ひろ))

表紙カバーより

LINEの公式アカウントの解説本

 LINEの操作をもっと知りたいと手に取ったが、LINEの公式アカウントの解説本であった。企業やお店がLINEを使っていたのを知っていたが、それはLineの公式アカウントを使っていたことを知らなかった。著者はこれが、集客に非常に便利であると強調し、その解説から具体的な集客方法を解説している。

p146 ブログで友達を集める方法

 ブログのページにLINEのアカウントを貼る。そこにLINE登録をした際の特典を記入する。一旦LINE登録をしてもらうと、知らせたい情報を送ることができる。 又、使ったことがないが、instagramのlinktreeが便利である、等の情報がある。

p155 大切な事は全てのSNSを活用する事ではありません

 全てを網羅しようとすると、一つ一つが薄くなってしまいます。あなたのビジネスにあったSNSや得意なSNSだけ使えばOKです。 →方法さえ知れば、あれもこれもと欲張ってしまうが、取り扱いに習熟する時間も手手間も必要なので、大切なことだと思う。

LINE公式アカウントでは多岐にわたる分析ができる

 LINE公式アカウントで使わない手はない機能に分析機能があります。配信だけではなく、チャットの分析など多岐にわたる。

P195 give精神の大切さ

私は独立した当初から、「相手本位」という考え方を掲げて、ビジネスをしています。相手が困っていることをまず解決したい。どうしたら相手の役にたてるだろうか、そんなことを考えています。よくも、悪くも、相手が喜んでくれたら、自分の商品やサービスが売れようが、売れなかろうが、どちらでもいいと考えています。→チャットを使って、経営する英会話スクールに来てもらう前に、十分意思疎通をはかる結果になっている。ただ、儲けたいと思う心には思いつかない発想だと思う。

ニッポンぶらり鉄道旅

“ひと夏の感動”を探して JR田沢湖線、JR奥羽本線

 「HP番組紹介―「ひと夏の感動」を探す。新幹線の撮影名所・赤渕。近くにエメラルドグリーン色の秘湯があるという。秋田は竿灯(かんとう)祭りの真っ最中。お坊さん3兄弟が妙技を披露」新しい番組ができたのかと思ったら、ニッポンぶらり鉄道旅の番外編のような感じ。ローカル線なので、訪れる場所はいつもより少なめだが、その分内容が濃くて面白かった。レポーターの五十嵐健人も感じがよく、訪れた場所をトレースしたいな、と思った。紹介のあったダリア園は是非、見てみたいと思う。

なつぞら(144)「なつよ、この十勝をアニメに」

 見知らぬ女の子がマコプロダクションに「ソラ」の見学で遊びに来る。 何と、その子はナツの子役の女の子(粟野咲莉)だ。大きくなっている。この時点で、ひょっとして千遥の子ではないかとピンとくる。最後、女の子の後を追ったナツが千遥を見つけて来週に続く。きっと終わりでにもう一度現れると思っていたが、予想が当たった。

なつぞら(143)「なつよ、この十勝をアニメに」

なつがマコの会社に移って、新しい作品の作成を開始する。作品の原画はもちろんのことだが、天陽君のお兄さんの背景画や、主題歌、これも小道具の1つになるんだろうが、とってもきれいだ。これらを作るのにどれくらいの費用と時間をかけているのかと思うと、やはり番組作りの丁寧さは凄いと思う。

青春時代

 図書館で「赤い鳥」のCDを見つけた。ラジオで「竹田の子守唄」を歌っていたグループで「良いなあ!」と思った記憶があって、その後、ハイファイセットの山本潤子さんが、かつてこのグループにいて、路線の対立でグループの解散になったことを知る。「翼をください」から始まって、聞き覚えのある曲がいくつもあって、一挙に学生時代に心が戻る。やはり、女性2名のボーカルは秀逸だ。このグループの活動時期をはっきり知りたくて、ウィキると、1969年に結成、1974に解散とある。まさに、私の大学1年から卒業までの間がその活動時期だ。私は運動クラブに入っており、クラブ活動一筋で、まったく、こういう世界に触れることがなかった。フォークの歌手名を何名か知っていただけで、矢沢永吉も全く知らなかった位だ。 ウィキペディアの以下の記事が面白かった。「第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト」に関西・四国地区代表として出場。「竹田の子守唄」、「COME AND GO WITH ME」を歌い、フォーク・ミュージック部門の第1位を獲得、他部門の優勝グループを抑え、グランプリを獲得した。このコンテストにはオフコース(当時は「ジ・オフ?・コース」)、チューリップ(当時は「ザ・フォー・シンガーズ」)も出場しており、財津和夫はオフコースに、小田和正は赤い鳥にそれぞれ「負けた」と思ったという」 山本潤子はかつて谷村新司ともグループを結成していた、という記事にもびっくりした。

すぐ行動に移れない

 日常の動作の中でふっと思いつくことがある。でもそれが、母のご飯の用意の途中だったりする。待たせて記事をまとめればいいんだが、説明に時間がかかるので、母を待たせることはできない。毎日の定例幼児の縛りって何と大きいものだろうか。可能な限り、定例の用事は避けるにこしたことはない。

好きな番組も興が乗らないなら見ない

  割と気に入った番組でも面白くない時もある。お気に入りの番組だからといって、本当に見たいと思わないなら、見るのはやめる。必ず見ていたら、あっという間に時間を食いつぶしてしまう。Inputすればoutputを必ずする、と心がければ、語学番組もそうだろう。毎日継続してinputするより、1週間に1度しか聞かなくても、その表現をしっかりと身に付ける方がよい。面白い、本当に見たいと思わないのに、テレビやラジオの前に座るのは、大切な自分の残り時間を無駄に使っていると思う。

小林快次(北海道大学総合博物館教授)

 ハヤブサの目を持つ化石ハンター.
国立科学博物館の恐竜博2019にも関与。
明日への言葉で、「地球は又絶滅する。残念ながら止める手立てはない。 衝撃的な言葉だが、ちゃんと理由を示されている。「生命の歴史のなかで38億年ありますが、その間に壊滅的な絶滅が5回あったと言われます。 一番最近の絶滅が6600万年前で、第6の絶滅があってそれが現代だといわれています。」 温暖化、プラスチック問題など実は人間の存在がほかの生物を絶滅に追いやっていて、これまでの5回の絶滅よりも早くこの地球上から生物がいなくなっている。→何と衝撃的で悲しい現実だろう。皆で工夫すれば、絶滅を1万年くらい伸ばせるようだが、この協力が難しい。アマゾンの森林火災でさえ、なんとも防止が進まないのが実際だ。