私は子供の時将棋を覚えたときから、考えるのが好きになった。その後の人生もその癖が続いたが、もうかなり前から、これは悪い面の方が多いのではないかと思うようになった。時間がかかるし、決断が遅くなる。特に最近は物があふれて、何かを決断をしないとダメな時になかなか決まらないことが多い。母の介護で時間がないので何とかしないといけないと考えていたが、洗濯物の取り入れ等、考えないで良い事はすぐに実行に移すことにした。洗い物を食器棚にしまうだの、ほこりの溜まったところを見つけたらすぐふくだなど、身の回りのことの多くにあてはめられる。用事をしているときに他の事を思いつけば、メモに書くようにする。逆に決断するために考えないといけない事は、用事をしているときに考えたりする。少なくとも、思いつけば実行するは効果がありそうだ。
月: 2020年5月
テレビ、ラジオの時間制限
テレビもラジオも必要以外は視聴しない
テレビは時間を食う、魔物のようなところがあるが、仕事の関係もあり、そうもいかずみていた。介護で体が疲れるので、思い切ってチャンネルを付けないようにしようと思う。 ほっと一息の時は、番組表を見てみて、よほど心惹かれれば見る、そうでなければ一旦消すことにした。ラジオをやはり気を取られるので、何か作業をしているときは、長良木気をするが、それ以外はスイッチオフにする。
停電 power outage
There was a power outage. 停電がありました。
2020/5/13 英会話タイムトライアル
古関裕而 スポーツショー行進曲
引けを取らない
2020/5/10の明日への言葉のクラシックの遺伝子で、行進曲シリーズがあって、日本人の作曲家はいないのかと思ったら、ちゃんと出てきた。紹介者の奥田さんも、演奏後、この曲は名曲と思う、と感想を述べていたが、同感だ。馴染みのある曲ではあるが、聞いたときのワクワク感は全くどの曲に比べても引けを取らないと思う。連続テレビ小説のエールの紹介もあったが、このドラマ、2020年のオリンピックに合わせてのものだったのだ、と改めて気づいた。
クラシックの遺伝子 奥田佳道
行進曲シリーズ
最初のトルコ行進曲から始まり、途中で古関裕而さんを挟み、最後のスーパーマンのテーマまで楽しめた。そうクラシックが好き、と言えないが、解説を聞いていると、勉強になって楽しい。奥田さんって何でこんなに詳しいのかと思ってしまう。聞き役の森田アナも職業柄、沢山の色んな方面の大家から話を聞くので、機会に恵まれてはいるものの、下調べの勉強も当然必要だろう。知っていて、当然とはいうものの、あらゆる方面の知識が凄いと思う。時々しか聞けないが、楽しみなシリーズだ。
どちらが得かより、どちらが手間が少ないか
自動車税の納税
自動車税の納税通知書が届いて、6月1日までに収めなさいとのこと。何年か前から、通知書を持って金融機関等に行く従来の方法に加えて、クレジットカードやインターネットバンキングによる振り込みもできる。カード会社や通知書にそうすれば、○○がお得になりますよ、との告知がある。どれにすると、得なのかを考えるが、一長一短があって、決めかねる。従来通りの方法なら何の悩みもいらないが、こうすれば得ですよと言われれば、人間って弱いんですねえ。こういうことは選択肢の増えた昨今、日常に起こってくることだ。いつもこの選択に悩みもし、時間もかかる。今日、これからは表題通り、どちらが手間が少ないかで決めてみようと思う。結果的に多少の損が出ても、悩む時間を減らすことが出来れば、ずっといいような気がする。
点と線 松本清張
全く偶然にこの放送をBS朝日で見つけて、少し遅れて見始める。丁度その前日にNHKのBSの「100分で名著」で松本清張シリーズを見て、小説を読んでみたいなあと思っていたところだ。はっきりストーリーを知らなかったので、返って新鮮だった。主人公の福岡県の刑事にビートたけし、警視庁から操作にきた若手の高橋克典が当たっている。物語の展開も面白いが、出てくる俳優面に驚く。ビートたけしの娘役に内山理名、福岡県警の相棒の刑事が、小林稔侍でその奥さんが樹木希林、その他懐かしい人や今は結構主役をはっている人がどんどん出てくる。最後は自決するが犯人に柳葉敏郎、奥さんが夏川結衣。被害者が原沙知絵、そのお母さんが市原悦子、取り調べを受ける役人に本田博太郎、竹中直人、高橋刑事の上役の課長が名高達郎、主任が橋爪功、この映画では端役だが、坂口良子やかたせ梨乃。高橋刑事の後年は宇津井健、内山理名は池内淳子に変わる。彼女のちょっと口をいがめて笑う癖があまり好きではなかったが、それも懐かしい。列車に3等ってあったのか、と思うが昭和の香りが懐かしい。
島津有理子 元アナ(NHK)
5月4日の100分で名著の再放送を見たときに、アナウンサーの紹介テロップに「島津」とあった。大河ドラマの「西郷どん」の番組後半の場所の紹介をしていた人で、名前が島津なので、何かゆかりのある人かな?と印象に残った人だ。この番組の担当だったのか?確かNHKは退局したはずだが?と気になり、後で調べてみる。思った通り、彼女は、この番組の担当だった。調べるうちに、NHKを退局した理由は、医師を目指すため、との事。結婚しているが、旧姓のまま活躍したことや、39歳での高齢出産をしたこと、東京大学卒と学歴までわかる。一番驚いたのが、医師を目指した理由だ。それは彼女の担当した「100分で名著」にあるという。朝日新聞の当時の記事から引用する。「退局後には『医師を目指して大学で勉強することにいたしました』と表明。5月に番組で紹介した神谷美恵子の著書『生きがいについて』を読んでいるうちに、『自分の内面と向き合い、幼い頃からの思いを叶えるべきではないかと思うようになりました。』と、決断に至った経緯を明かした。この番組については『世界の見方が変わるほどの衝撃、知的刺激を与えてくれました』などと振り返った。『多くの人の心を震わせた名著に触れることで、皆さんの心や人生を豊かにしていただければ幸いです』と、視聴者に呼びかけた。」
100分で名著 松本清張
連休中の特別番組で夕方に「100分で名著」を放送していた。再放送の多い番組だが、こんな時間にやっていたっけ?と思ったが、後で調べるとBSでの特別再放送だった。解説は放送大学の原武史氏、知らない人だが、「昭和の何年代は~」というような感じで、作品が書かれた時代背景を教えてくれて、興味深かった。松本シリーズの全シリーズの再放送だったが、私が見たのは、2編目の砂の器から。どの編も面白かったが、特に3編目のドキュメンタリーの「昭和史発掘」特に「226事件」の解説だったが、私の全く知らなかった事ばかり、特に小説家としての立場の意見と、周りの学者さんからの色眼鏡を感じて、松本清張が頑張った、というくだりは面白かった。こんなに有名な作品を、テレビなどでちょっと、垣間見たことはあっても、本に向き合ったことはなく、ちょっと自分が恥ずかしかった。本当に読んでみるべき作品なのだろうと思った。
傷だらけの天使
csで懐かしいこの番組をやっている。私が高校生の時だろうか、萩原健一と水谷豊のコンビのこの番組をよく見ていた。筋も覚えていないが、水谷豊と言えば、この中で「アニキ~!」と言っていたのが一番印象に残っている。相棒での取り澄ました刑事の役はもう一つだが、この中での彼は今見てもなかなかいい。出ている俳優さんも懐かしい人ばかりだ。