母の3回忌

【母の三回忌】今回の一番大事は母のお骨をお墓に入れること。和子にさらしの袋をもってもらい、母のお骨をそちらに移す。さらしの布のすきまから和子の膝に骨片がこぼれ落ちる。袋についていた紐で縛れるのかと思ったがそうではなかたので、折りたたむ。さらしの表面に3つくらいボールペンで母の名前を日付を書く。健に手伝ってもらい墓石を動かし母の骨をそのすきまから一番手前に入れる。こんな暗いところにさみしいだろうなと思った。何枚か写真をとる。見慣れた田んぼを背景に墓石の写真をとると、懐かしいような、寂しい気持ちになる。しかし、自分の生まれ育った、場所にお父さんやお母さんと一緒に眠ることができた。一応母の望み通りのことはできた。