嫌な事は頭をからっぽにして、だらだらとやる

 嫌な事は頭をからっぽにして、だらだらとやる。母が起きるのを待って朝食の用意をする。大抵、勉強中だ。「ああ起きてきた」と思う。Excelのいいところをいじっているのに、中断しないといけない。台所の前に立つとため息が出る。食べるものは決まっていて、紅茶とコロッケ、何かしらの野菜、野菜がなければ漬物、今は大抵柿をむく。それと、便秘の薬を紅茶に垂らしておく。紅茶は必ずお替りをするので、ステンレスのポットに入れておく。 母は食べ終わるまで小一時間かかる。しかも、私と一緒に食べたがるのだが、腹が空いた母をあまり待たしたくないので、先に用意をするが、結構不満のようだ。 流しの掃除とゴミの仕分けと、ゴミ置き場へのお出かけとかなり忙しい。トイレの始末もできれば、食事前に済ませたいが、母がいると後回しになる。それが毎日毎日続くと考えるだけで、鬱陶しくなるので、何時までに何をしないとダメだ、は一切考えないようにして、時に立ち止まり、ただ、惰性でやる感じにすると、辛さが紛れる。

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