100分で名著 松本清張

  連休中の特別番組で夕方に「100分で名著」を放送していた。再放送の多い番組だが、こんな時間にやっていたっけ?と思ったが、後で調べるとBSでの特別再放送だった。解説は放送大学の原武史氏、知らない人だが、「昭和の何年代は~」というような感じで、作品が書かれた時代背景を教えてくれて、興味深かった。松本シリーズの全シリーズの再放送だったが、私が見たのは、2編目の砂の器から。どの編も面白かったが、特に3編目のドキュメンタリーの「昭和史発掘」特に「226事件」の解説だったが、私の全く知らなかった事ばかり、特に小説家としての立場の意見と、周りの学者さんからの色眼鏡を感じて、松本清張が頑張った、というくだりは面白かった。こんなに有名な作品を、テレビなどでちょっと、垣間見たことはあっても、本に向き合ったことはなく、ちょっと自分が恥ずかしかった。本当に読んでみるべき作品なのだろうと思った。

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