サンドイッチ

 母が朝食が足らないので、サンドイッチを食べようとするも、袋をようむかない。矢印からラップを開けて母の前に置くと、サンドイッチの外側を持って左右に広げようとする。ばらばらになってしまうので、あわてて私がラップだけをとりはずして、ひとつ取り出すと、こんなにぎょうさんはいらん、といい、又包丁で切ってあげる。食べ終わって一言、「はよ、包丁を片付けて!」例によって、食べた皿は自分の前に置きたくないので全部僕のところに戻す。まだ、サンドイッチを私食べようと思っていたが、その気もなくしてしまう。

新酔いどれ小藤次(⑥)「らくだ」(佐伯泰英)

文庫本カバーより

 見世物の「らくだ」が盗まれ、それを小藤次と駿太郎が探し当て、犯人逮捕を行うのが、主なストーリーになっている。駿太郎が森家の道場で腕を振るう以外に殺陣のシーンもない。小藤次がらくだに引っ張られ落馬し腰を打ってしまう。動きが悪くなった小藤次が駿太郎に一本取られる場面が初めて出てくる。小藤次の身体を心配したスポンサーの久慈屋一家が、小藤次夫婦と熱海に当時治療に行き、快癒して江戸に戻る。という平和なストーリーになっています。

洗面化粧台の水漏れ

洗面化粧台の蛇口を閉めてもポタポタをもるのが、だんだんひどくなる。水道代もかさむので、修理を決断する。

業者選び 方針を決めるのに二日かかる

 ダイレクトメールならぬダイレクトマグネットが冷蔵庫に貼ってある。「〇〇で××割引」等書いてあるが、どうも料金設定がよくわららない。 ネットで「電話で見積もりできます」とあった業者に聞くが、結局は見積もりをしないと、正確な値段は出せない、とどこもガードが堅い。どんな修理でも、大体そこそこの値段は教えてもらえるんだが、水道だけはだめだ。 

水道だけはネットでもだめだった

どんな修理でも、大体そこそこの値段は教えてもらえるんだが、水道だけはだめだ。 

洗面化粧台のメーカーに依頼してやっと値段が出る

 純正品を使うからか、パッキン代が高い、出張修理費も6,500円で安くはないが、総額10,000円なら、まあ我慢できる値段だし、後々再修理も依頼できるので、まあここにしようかと思う。但し、状況により、それで済まない場合はあります、と釘はさされる。但し、部品の取り寄せをして、改めての連絡になるらしい。

マンションの管理人に相談すると、心当たりを紹介してくれた。地元の指定業者でネットで広告を出していないところ

 男性で、この人実際に修理もするんだろうなあ、と思う人が出てきた。「場所は?電話番号は?」と必要事項を聞いて、「明日の都合は?」と話を進める。「値段は?」と聞くと、「パッキンの交換だけなら、7-8,000円」と妥当な値段が出て、明日見に来てくれることになったので、じゃあお願いします、と私も受けることになった。

「見積もりをしないと、わからない」より「〇〇ならいくらかかります。これで収まらない場合は、いくらです」と聞いた方が納得しやすい

 そうしないと、見積もりに来てもらって納得しなければ、そこで断らないとだめだし、又他の業者に頼まないとダメなので、それを考えるだけで面倒だ。つまり、内容の切り分けが出来ない。

売り手のペースに乗せるには

 必要事項は先に聞く。 行く話が決まってから、必要事項を聞くより、最初に聞いて行った方が、売り手のペースに乗せやすい。

死後の遺品整理

 突然、ベッドから起きて、「押入れに良いベルベットのコートがある。その他にも良いものがいくつか置いてある。元気があれば整理をするんだけど。」私もかすかに記憶があって、「ああ、あのコートを言っているんだろうなあ」とかすかに思い出す。死んだ後のことを考えているんだろうなあ、と思う。出して片付けるのを手伝えば、と思うけれど、何か気が乗らない。生きているうちにちゃんと片付けておかないとダメなのはよくわかる。私自身にも言えるんだけれど。

渋谷日向子、全英女子オープン優勝!メジャー初出場で

amebaブログから

誰も注目していなかった

 岡本綾子や宮里藍など、いいところまで行っても、結局は手が届かなかったビッグタイトルを取った。弱冠20歳、誰も注目していなかったのが、返ってよかったのかな。

向かっていったのは間違いない

 ここまで来たのなら狙わないと、と3日目が終わった時点で思った、と言っているから、向かっていったのは間違いない。「ここで刻みたくはない」「最終ホールのバーディパットはプレーオフは嫌なので強めに打った」と、随所に積極的な発言が目立つ。

距離が出る

AFP通信記者は「体は大きくないが飛距離が出る。男子と一緒に野球をしていたので体が強いのだろう」、とのコメントがあるが、ショットでバーディをとるには、不可欠なんだろうな。

優勝できる素地とタイミングがピッタリあった

 メジャーをとるには、これらの条件がそろわないとむつかしい。4パットも1回あったのに、気落ちすることなく向かっていったメンタルは素晴らしいと思う。最近では松山、畑岡、等、期待がはずれるのを見続けてきたので、本当にすごいことだと思う。素直にうれしい。本人は意識をして笑顔にしているとの事だが、「スマイリング シンデレラ」の愛称をもらって、海外の人にも愛されているのもうれしい。

エアコン

 エアコンの冷気で頭痛がするなあ、と、うとうとしていると、洗濯機の回る音がする。母がおしっこを失敗して、自分で下着を洗っているようだ。顔を出した僕に、「外に出ると危ないので、ここらあたりに干しておく。」と言って、椅子に座ってぼんやりとしている。パッチを直接はいて、おしめもつけていないようだ。尿取りパッドだけ、付けさせるが、明朝にちゃんとしないとダメだ。「足が悪いから間に合わんねん」と言っているが、側に置いているパーソナル便座にもちゃんと座れないのか? 暑そうだし、熱中症になってはいけないのでエアコンをかけて寝たが、寒くてトイレの失敗を起こす原因になったのか。便座の水を交換したが。母もベッドに座ったまま横にならない。午前2時。今日も長い1日になりそうだ。

夜叉萬同心①冬かげろう(辻堂 魁)

 この本は2008年に一度読んだが、今新しい出版社から、新装で又シリーズ化され、新しい巻も追加されたので、最初から読みなおしです。 図書館の解説から、「北町奉行所の隠密廻り方同心、萬七蔵は、目的遂行のためには手段を選ばぬやり方から、「夜叉萬」と呼ばれ密かに恐れられていた。脂粉の香りを残し去ってゆく辻斬りの探索の過程で七蔵が見た卑劣な真実とは-。」 主人公の捜査を見ていると、正義感が強く、悪い奴には容赦なく、腕に物を言わす役人。この作者のもう一つの人気シリーズの、「風の市兵衛」の主人公は、その折り目正しさが、もどかしい時もあるが、夜叉萬はその容赦のなさが、返って痛快です。

文庫本カバーから

本当に強いです

 その戦いぶりを見た、夜鷹が、「あんたが夜叉萬だね。聞いてるよ。北町の極悪役人だって。けど強いねえ。惚れぼれするよ。いいさ、極悪役人でも、その腕っぷしでお千ちゃんたち三人の敵を取っておくれ。相手が町方だからって、容赦しちゃいけないよ。」こう感心してます。このセリフ、心に残ります。

新酔いどれ小藤次(⑤)「柳に風」(佐伯泰英)

 駿太郎、腕を上げる

文庫本カバーより

 駿太郎は順調に成長して、背丈も小藤次より2寸も高くなる。前の巻で小藤次に弟子入りした、二人の旧森藩の侍も腕を上げて、これらの脇役が活躍する場面が、だいぶと紙面をさくようになった。又、新たに破戒坊主の「瑞願」というご近所さんが現れる。佐伯さんのシリーズには大抵、自分中心キャラの人が出てくるが、小藤次シリーズでは、又一人加わって随分人数が多いように思う。何か意図するところがあるのだろうか。今回は全巻で小藤次に懲らしめられた悪い浪人達の親玉との対決になる。小藤次と脇役人の活躍で悪は退治されることになります。小藤次は自作の竹とんぼを武器にして、例えば「すっと、頬を傷つける」をいうような、攻撃を見せます。私も子供の頃竹とんぼで遊んだとき、確かに空に向かってとぶものの、コントロールなど、とてもできないおもちゃだったように思います。それが、有力な武器になるとはとても思えないけれど、今回同じ事を駿太郎がしたときは、これはあり得へんやろ、と思いましたわ。

駿太郎、人を切る

 何と今回、駿太郎が悪党を遂に切り殺します。11歳ですよ。その後、特に本人が殺人のショックを感じたというシーンも出てきません。すごいです。津本陽の柳生兵庫助のシリーズで、やはり、少年の兵庫助が爺様からの教え通りの剣使いをして、悪人を懲らしめる場面が出てくる。それは新陰流の厳しい教えが、兵庫助の身に着いた様子を見て、感動したのを思い出します。駿太郎の場合は感動より、なんぼなんでも早すぎひん?と感じますわ。

西部劇の冒頭の景色やイラスト

 13:00にBSプレミアムにチャンネルを合わすと、明らかに西部劇とわかる、歌とイラストが現れた。それが何故か懐かしくて、そのまま見てしまう。題名はジョンウェイン出演の「エルドラド」。本日も同じ時間にチャンネルを合わすと、映画音楽はインストラメンタル曲だが、景色がアメリカの大自然、ここはどこかな?と思っていると、「オレゴン魂」というタイトルで、出演はジョンウェインとキャサリーンヘップバーン。彼女の映画は「旅情」しか見ていないが、印象に残っている映画なので、今日も見てしまおうと思う。それにしても、オレゴンの景色は本当にすばらしい。日本の田舎の景色も素晴らしいが、この雄大さはアメリカならだろう。子供の頃に憧れたアメリカが目の前に現れる。ジョンウェインとキャサリーンヘップバーンのあまり噛み合っていないような掛け合いがおもしろかった。別れの時、互いにひかれあってはいるが、結ばれる事は考えられない、と二人がそれぞれ思っている。又、もう会うことは多分ないとわかっていながら、再会を約束するシーンもホロ酸っぱい。大自然の中に小さくなっていく彼女の馬影が、この時代に生きていた人たちの生き方を表しているようだった。