嫌なことから逃げてはいけない

 嫌なことから逃げてはいけないと一般的には言われている。 しかし 介護での母との付き合いは別なように思う。 今日は木曜日でデイサービスの日、 母は徹底的に出かけるのを嫌がる。 何度ことを分けて説明してもダメだ。 今7時57分、お迎えが来るのは10時 もし家にこのままいると 迎えが来るまでの2時間の間 絶え間なく デイサービスに行くのは嫌だと 言い続ける。 ただ言うのではない 何故行かないとだめなのか? 何をしに行くのか? 誰が約束をしたのか? 私は承知していない。なぜ一人しかいない親を邪魔物のように扱うか。 どこにも行きたくない。じっと家にしていたい。 本人の意思でないことをする 等々、何度も何度も繰り返す。 この質問に答えても5分たったらまた同じことを言い出す。 今日は兵庫県の方に行かないと駄目な用事があるので 8時にはマンションの前に出て 車のピックアップを待っている。 全く黙って行くわけにはいかないので、母には必要な事だけ言って逃げるように 家を出てきた。 こうやってなかば騙すような形で 家を出るのは、 逃げていると、 自分では思う。あの2時間の 実りのない 嫌なやり取りを 続けると 母も気分が悪いし、私も嫌になる。 逃げずに立ち向かうといえば 戦国時代の 織田信長や その他の武将思い出す。 戦いの前夜 強く思い逃げたくなることもあるが、 逃げずに立ち向かい勝利をえて、後世に偉大な人として今も語り継がれている。 しかし織田信長がもし私と同じように介護の立場に立ったら 、この母との2時間をずっと我慢するだろうか?
 ひょっとして彼のことならもうそのような親なら首をはねてしまえと言うかもわからないかな? 逃げてはいけない の 典型的な例は トラブルでしょう。 逃げ回って 担当者に任せきりにする、 あるいは誰がするにしてもその時きっちり対応しないことで後々大きな問題になるり、すごくこじれてしまう。 こういう時は逃げずに出ていかないと駄目ですね。 しかし母の介護の場合 逃げて、銭湯に行って時間をつぶしても、 それが原因で大きく崩れるということはありません。だから逃げているんですと自分では理屈を付けてみました

ひょっとして彼のことならもうそのような親なら首をはねてしまえと言うかもわからないかな? 逃げてはいけない の 典型的な例は トラブルでしょう 逃げ回って 担当者に任せきりにする、 あるいは誰がするにしてもその時きっちり対応しないことで後々大きな問題になる すごくこじれてしまう。 こういう時は逃げずに出ていかないと駄目ですね。 しかし母の介護の場合 逃げて銭湯に行って、 それが元で大きく崩れるということはありません。だから逃げているんですと自分では理屈を付けてみました

ゴミの分別

 目覚めて流しをみると、ゴミ類が一つの袋にきれいにまとめられている。又やられたと思ってしまう。袋をあけると、プラスチックのゴミ類はまとまっていたが、ビール缶と生ごみが一緒になっている。ため息をつきながら分別する。前は文句を言っていたが、今回も我慢しよう。言ったってなおりはしない。怒られた、と思うだけだ。とにかく、さわられたいようにしなくては。

デジタル機器の片づけ

 片づけと言えば、まず身の回りの品々の整理、整頓を思い浮かべる。しかし、パソコンのファイル、ブラウザーのお気に入り、録画した番組、不要なメール等、デジタル機器を使っていると、これらの整理も大変なものだ。そして、一部でも整理ができると、すっきりとした気持ちになって、それは身の回りの品々の整理をしたと同様だ。にかく、コマメに、いらないものはできるだけ捨てていく、これが一番効率的なように思う。

とりあえずやってみる

 HDDに録画した番組の1シーンだけを取り出せたらなあ、と前から思っていた。以前の機械で何度かやってみたことがあってできるのは知っていた。しかし、かなり面倒な作業で、同じ事を新しい機械で行うために、マニュアルを読むなり、サポートに聞くなりしないとだめだと思うと気が重く、手を付けないままになっていた。たまたま別の番組を消そうと思ってメニューを見ると、それらしきメニューがある。どちみち削除する番組なのでやってみようと、メニューから次に進むと、前の機械より簡単に番組を分割することができた。何でも慎重にすることは良いことなんだろうけど、それが私の場合は足かせになって、実行力が乏しくなっている面が多大にあると思う。本当に心しないといけないと思う。

主家の名誉を守る 姫の一分_若鷹武芸帖(3)(岡本さとる)から

文庫本カバーより

<主家の名誉を守るためなら財産も命も投げ出して構わない、ここにしびれます。>

 主筋の姫を罵られて、彼もまた怒りを爆発させた。主家の屋敷からもらい受けた植木で始めた店である。鈴姫のために潰してしまうなら本望だ。「詫びを入れるのは、お前の倅の方だろう!」下から見上げて一喝すると、「武家奉公で覚えたのは、大きな顔をすることではない。いざとなった時に、命を捨てる覚悟だ。道理を曲げて、どこまでも絡んでくるのなら、このおれも、いささか腕に覚えのある身だ。いつだって相手をしてやろうじゃねえか!

そう思うなら、斬れ。斬るがよい。どうせ生きていたとて詮なき身じゃ。

命へ執着しない いつか命は必ず終わる この確かな事実への受け止め方と恥ずべき生き方をしない、こう思うことのできる武家が数多くいたのが凄い

母が私のビールをとる

 夕食時に銘柄の違う缶ビールをそれぞれ1本ずつ用意した。母が突然私の缶ビールを取って自分のコップに注ぎだしたので、自分のは全部飲んだのかと?と聞くと、いや余っているという。柄の違った私の物が欲しかったのか、自分のものが手元にあるのが気づかなかったのか、わからないが、「ごめん、間違ったわ」との言葉は出てこない。謝りたくないのか、状況をちゃんと把握していないのかはわからないが、「あんたがこれを飲んだらいいやんか」と自分の缶ビールを指さし、勧めてくるのでもう話す気もなくなる。おまけに私から取ったビールはいらないのか、「捨てて」と言って手を付けない。 

ささやかな抵抗

一緒にいるのが嫌なので、図書館に出かけました

サンドイッチ

 母が朝食が足らないので、サンドイッチを食べようとするも、袋をようむかない。矢印からラップを開けて母の前に置くと、サンドイッチの外側を持って左右に広げようとする。ばらばらになってしまうので、あわてて私がラップだけをとりはずして、ひとつ取り出すと、こんなにぎょうさんはいらん、といい、又包丁で切ってあげる。食べ終わって一言、「はよ、包丁を片付けて!」例によって、食べた皿は自分の前に置きたくないので全部僕のところに戻す。まだ、サンドイッチを私食べようと思っていたが、その気もなくしてしまう。

洗面化粧台の水漏れ

洗面化粧台の蛇口を閉めてもポタポタをもるのが、だんだんひどくなる。水道代もかさむので、修理を決断する。

業者選び 方針を決めるのに二日かかる

 ダイレクトメールならぬダイレクトマグネットが冷蔵庫に貼ってある。「〇〇で××割引」等書いてあるが、どうも料金設定がよくわららない。 ネットで「電話で見積もりできます」とあった業者に聞くが、結局は見積もりをしないと、正確な値段は出せない、とどこもガードが堅い。どんな修理でも、大体そこそこの値段は教えてもらえるんだが、水道だけはだめだ。 

水道だけはネットでもだめだった

どんな修理でも、大体そこそこの値段は教えてもらえるんだが、水道だけはだめだ。 

洗面化粧台のメーカーに依頼してやっと値段が出る

 純正品を使うからか、パッキン代が高い、出張修理費も6,500円で安くはないが、総額10,000円なら、まあ我慢できる値段だし、後々再修理も依頼できるので、まあここにしようかと思う。但し、状況により、それで済まない場合はあります、と釘はさされる。但し、部品の取り寄せをして、改めての連絡になるらしい。

マンションの管理人に相談すると、心当たりを紹介してくれた。地元の指定業者でネットで広告を出していないところ

 男性で、この人実際に修理もするんだろうなあ、と思う人が出てきた。「場所は?電話番号は?」と必要事項を聞いて、「明日の都合は?」と話を進める。「値段は?」と聞くと、「パッキンの交換だけなら、7-8,000円」と妥当な値段が出て、明日見に来てくれることになったので、じゃあお願いします、と私も受けることになった。

「見積もりをしないと、わからない」より「〇〇ならいくらかかります。これで収まらない場合は、いくらです」と聞いた方が納得しやすい

 そうしないと、見積もりに来てもらって納得しなければ、そこで断らないとだめだし、又他の業者に頼まないとダメなので、それを考えるだけで面倒だ。つまり、内容の切り分けが出来ない。

売り手のペースに乗せるには

 必要事項は先に聞く。 行く話が決まってから、必要事項を聞くより、最初に聞いて行った方が、売り手のペースに乗せやすい。

死後の遺品整理

 突然、ベッドから起きて、「押入れに良いベルベットのコートがある。その他にも良いものがいくつか置いてある。元気があれば整理をするんだけど。」私もかすかに記憶があって、「ああ、あのコートを言っているんだろうなあ」とかすかに思い出す。死んだ後のことを考えているんだろうなあ、と思う。出して片付けるのを手伝えば、と思うけれど、何か気が乗らない。生きているうちにちゃんと片付けておかないとダメなのはよくわかる。私自身にも言えるんだけれど。