【明日への言葉】産業遺産コーディネーター 前畑洋平

廃墟マニア

 知らなかったが、「廃墟マニア」と言って、廃墟になったところを尋ね歩く人たちがいるらしい。この人は小学生の時に「僕らの7日間戦争」の映画に影響を受けて、興味を持つようになったらしい。聞けば納得だが、子供の時って、どこで何に興味をもつかわからないものだと思う。廃墟を保存して、昔の時代を思い出せる遺産にしたい、との事。何となくはわかります。(191005)

なつぞら(144)「なつよ、この十勝をアニメに」

 見知らぬ女の子がマコプロダクションに「ソラ」の見学で遊びに来る。 何と、その子はナツの子役の女の子(粟野咲莉)だ。大きくなっている。この時点で、ひょっとして千遥の子ではないかとピンとくる。最後、女の子の後を追ったナツが千遥を見つけて来週に続く。きっと終わりでにもう一度現れると思っていたが、予想が当たった。

なつぞら(143)「なつよ、この十勝をアニメに」

なつがマコの会社に移って、新しい作品の作成を開始する。作品の原画はもちろんのことだが、天陽君のお兄さんの背景画や、主題歌、これも小道具の1つになるんだろうが、とってもきれいだ。これらを作るのにどれくらいの費用と時間をかけているのかと思うと、やはり番組作りの丁寧さは凄いと思う。

小林快次(北海道大学総合博物館教授)

 ハヤブサの目を持つ化石ハンター.
国立科学博物館の恐竜博2019にも関与。
明日への言葉で、「地球は又絶滅する。残念ながら止める手立てはない。 衝撃的な言葉だが、ちゃんと理由を示されている。「生命の歴史のなかで38億年ありますが、その間に壊滅的な絶滅が5回あったと言われます。 一番最近の絶滅が6600万年前で、第6の絶滅があってそれが現代だといわれています。」 温暖化、プラスチック問題など実は人間の存在がほかの生物を絶滅に追いやっていて、これまでの5回の絶滅よりも早くこの地球上から生物がいなくなっている。→何と衝撃的で悲しい現実だろう。皆で工夫すれば、絶滅を1万年くらい伸ばせるようだが、この協力が難しい。アマゾンの森林火災でさえ、なんとも防止が進まないのが実際だ。

「にっぽん縦断こころ旅」NHKBSP

「にっぽん縦断こころ旅」とは? (HPよりの番組紹介)

俳優・火野正平さんが相棒・チャリオ(自転車)に乗って日本全国を走ります! その日の旅の目的地を決めるのは、みなさんから寄せられたお手紙。「人生を変えた忘れられない風景」「大切な人との出会いの場所」「こころに刻まれた音や香りの情景」「ずっと残したいふるさとの景色」など、お手紙に書かれたエピソードをもとに、ひとりひとりの心に大切にしまってある「こころの風景」を訪ねます。 たくさんの人々と出会い、上り坂にあえぎ、下り坂に笑い、時にほろりとすることもあるぶっつけ本番の旅。 (チャリオをつれて、電車やバス、船、軽トラック!?に乗っちゃうことも!)
これまで8年半で14,534kmを走破し、855日旅してきました。 9年目(2019年)の秋は、富山県をスタートして、北陸から近畿、中国地方を通って九州の東側を南下、沖縄を目指す12週間の旅です。 ※レギュラー番組になる前の「長崎の旅」(2011年2月放送)を含めると859日間。

番組構成の解説

 同じ場所を訪ねますが、朝晩では手紙を読んだ後、地図で心の風景の行く先を確かめ、出発から目的地までの行程、夕方の「とうちゃこ版」では行程の途中から目的地の到着、再度手紙を読んで終了、といった内容です。

放送時間は結構わかりづらい

 理由は「朝版」と夕方の「とうちゃこ版」と2本あり、それぞれが再放送を持っている。 予定している目的地の放映が終わると、次の放映まで、新版は放送されない。それにもかかわらず、新版が休止中に、過去の再放送を「特選〇〇」や「ディレクターズカット」と銘打って、いつもの放送時間と違う時間に放送するからだ。さらに、「蔵出しスペシャル」や「リクエストアワー」もあります。

【始発物語】シーズン3BSP07:00-07:15 千葉県の流鉄流山線・流山駅

番組HPより

 HPから番組の紹介―「路線は、JR常磐線と接続する馬橋までの5.7キロ。都心に近いレトロなローカル線として、鉄道ファンに人気だ。駅舎は「関東の駅100選」にも選ばれた木造建築。始発は午前4時55分発。列車には、それぞれ愛称が付けられている。」始発を利用する人たちにインタビュー、それぞれの人生を垣間見る。」→印象に残ったのは、空いた電車で早く出社して、色々自分の用事を片付けるサラリーマン、通勤時間もかなり長そうなので、立っていくのをさけるために、こうする理由もよくわかる。それにしてもこの出勤形態をもう何年もやっているとのこと。本当に頭が下がる。もう一人、フレックスタイムで働いているサラリーマン。早く行って早く帰る。奥さんはフルタイムで働きに出ているそうで、いつのころからか夕食を作ることになっているらしい。この堅実な家庭の懸命な生き方に感動しました。 それにしてもいつもながら、駅舎のシャッターが開くのを待ちかねている、お客さんが多いのにはびっくりします。

なつぞら(127)「なつよ、優しいわが子よ」

 なつにとうとう作画監督の話が来る。仲さんから今の状況を訪ねられたときに、「実は子供の預け先が見つからず、大変なことになっている」→こういう風に正直に打ち明けるってなかなかできないんでは?私なら、思わず大丈夫です、とか言ってしまって後で悩むような気がする。結局なつは作画監督を引き受ける、覚悟していた事だから、と甘えない。社長も「断ったからと言って、正社員をはずす、といったようなことはしない」と言ってくれるが、社長にしてみれば、彼女の覚悟の言葉を聞いて、産休明けも、正社員のままでよいと言ったのだから、これは大きな約束事だと思う。一久さんに「相談もせずに、引き受けてしまってごめんなさい」と言うが、一久さんも「それは最初からわかっていたことだから」と素晴らしい返しだ。 子供を見てくれるポスターを制作中のところに、下山さん夫婦が訪ねてくる。これは絶対「子供の面倒を見てあげましょう」に違いないと思う。 なつが作画監督を務める漫画は「キックジャガー」、日本の孤児院育ちの主人公という設定だが、これって「タイガーマスク」のキックボクシング版ですわ。

ニッポンぶらり鉄道旅

京浜急行に乗って東京湾沿いをぶらり。

BSプレミアム 毎週木曜 午後7時30分 | 再放送 毎週土曜 午前7時45分 | 再放送 毎週木曜 午後0時30分 NHK鉄道旅番組のひとつ
この番組はいつも土曜の再放送で見る。 全国各地の沿線の駅を訪れて、その土地の風物を紹介してくれる。いつもなにがしかの発見がある。今日は品川の泉岳寺でタイ人の女性が映画「Ronin47」を見て、訪れたかった、とインタビューに答えていた。そんなに外国人を感動させるような、時代劇があったのか、と驚く。
挿入歌は 槇原敬之 の「遠く遠く」だが、これを女性歌手が歌っている。調べるとMay J がカバーしていて、彼女こんなに上手だったか、曲もいいなあといつもしみじみと思う。

なつぞら(126)「なつよ、新しい命を迎えよ

 なつに女のあかちゃんが生まれるが、1年間は一久さんが、翻訳のしごとをしながら赤ちゃんの面倒を見る。この一久さん、女性の仕事に理解はあるし、育児も進んで協力する、という今の時代にもなかなかいないような素晴らしい旦那さんだ。結婚する前は、理屈っぽい人で、結婚したらさぞ面倒だろうな、という漢字がしていたが、びっくりするような、ほんと理想のご主人ですよ。

西部劇の冒頭の景色やイラスト

 13:00にBSプレミアムにチャンネルを合わすと、明らかに西部劇とわかる、歌とイラストが現れた。それが何故か懐かしくて、そのまま見てしまう。題名はジョンウェイン出演の「エルドラド」。本日も同じ時間にチャンネルを合わすと、映画音楽はインストラメンタル曲だが、景色がアメリカの大自然、ここはどこかな?と思っていると、「オレゴン魂」というタイトルで、出演はジョンウェインとキャサリーンヘップバーン。彼女の映画は「旅情」しか見ていないが、印象に残っている映画なので、今日も見てしまおうと思う。それにしても、オレゴンの景色は本当にすばらしい。日本の田舎の景色も素晴らしいが、この雄大さはアメリカならだろう。子供の頃に憧れたアメリカが目の前に現れる。ジョンウェインとキャサリーンヘップバーンのあまり噛み合っていないような掛け合いがおもしろかった。別れの時、互いにひかれあってはいるが、結ばれる事は考えられない、と二人がそれぞれ思っている。又、もう会うことは多分ないとわかっていながら、再会を約束するシーンもホロ酸っぱい。大自然の中に小さくなっていく彼女の馬影が、この時代に生きていた人たちの生き方を表しているようだった。