いよいよ、おちょやんが、ラジオドラマに出る前段のところが始まった。説得に来たNHKのプロデューサーが、出演を断られて帰るときに、「ほんまはちょっと残念に思うてる。いやーあない柔らかい声、いや、言葉使いやな。久々に聞いた気がするわ」としみじみと述懐する。私が浪花千栄子さんを知ったのは、そのラジオドラマではなくて、テレビでだった。中村雁治郎さんと夫婦の役で、確か船場のお店のごりょんさんの役だったと記憶している。ほんまに柔らかい上品な大阪弁で、今の大阪で話されている言葉とは似ても似つかない、というと言いすぎになるかもわからない。でも、テレビで吉本興業の芸人さんの一部が離す言葉を聞いていると、いつもそのシーンを思い出してしまう。大阪弁は決してガラの悪い言葉ではなかったんやけど、と折にふれて思い出す。
カテゴリー: 連続テレビ小説
古関裕而 スポーツショー行進曲
引けを取らない
2020/5/10の明日への言葉のクラシックの遺伝子で、行進曲シリーズがあって、日本人の作曲家はいないのかと思ったら、ちゃんと出てきた。紹介者の奥田さんも、演奏後、この曲は名曲と思う、と感想を述べていたが、同感だ。馴染みのある曲ではあるが、聞いたときのワクワク感は全くどの曲に比べても引けを取らないと思う。連続テレビ小説のエールの紹介もあったが、このドラマ、2020年のオリンピックに合わせてのものだったのだ、と改めて気づいた。
なつぞら(144)「なつよ、この十勝をアニメに」
見知らぬ女の子がマコプロダクションに「ソラ」の見学で遊びに来る。 何と、その子はナツの子役の女の子(粟野咲莉)だ。大きくなっている。この時点で、ひょっとして千遥の子ではないかとピンとくる。最後、女の子の後を追ったナツが千遥を見つけて来週に続く。きっと終わりでにもう一度現れると思っていたが、予想が当たった。
なつぞら(143)「なつよ、この十勝をアニメに」
なつがマコの会社に移って、新しい作品の作成を開始する。作品の原画はもちろんのことだが、天陽君のお兄さんの背景画や、主題歌、これも小道具の1つになるんだろうが、とってもきれいだ。これらを作るのにどれくらいの費用と時間をかけているのかと思うと、やはり番組作りの丁寧さは凄いと思う。
なつぞら(127)「なつよ、優しいわが子よ」
なつにとうとう作画監督の話が来る。仲さんから今の状況を訪ねられたときに、「実は子供の預け先が見つからず、大変なことになっている」→こういう風に正直に打ち明けるってなかなかできないんでは?私なら、思わず大丈夫です、とか言ってしまって後で悩むような気がする。結局なつは作画監督を引き受ける、覚悟していた事だから、と甘えない。社長も「断ったからと言って、正社員をはずす、といったようなことはしない」と言ってくれるが、社長にしてみれば、彼女の覚悟の言葉を聞いて、産休明けも、正社員のままでよいと言ったのだから、これは大きな約束事だと思う。一久さんに「相談もせずに、引き受けてしまってごめんなさい」と言うが、一久さんも「それは最初からわかっていたことだから」と素晴らしい返しだ。 子供を見てくれるポスターを制作中のところに、下山さん夫婦が訪ねてくる。これは絶対「子供の面倒を見てあげましょう」に違いないと思う。 なつが作画監督を務める漫画は「キックジャガー」、日本の孤児院育ちの主人公という設定だが、これって「タイガーマスク」のキックボクシング版ですわ。
なつぞら(126)「なつよ、新しい命を迎えよ
なつに女のあかちゃんが生まれるが、1年間は一久さんが、翻訳のしごとをしながら赤ちゃんの面倒を見る。この一久さん、女性の仕事に理解はあるし、育児も進んで協力する、という今の時代にもなかなかいないような素晴らしい旦那さんだ。結婚する前は、理屈っぽい人で、結婚したらさぞ面倒だろうな、という漢字がしていたが、びっくりするような、ほんと理想のご主人ですよ。
なつぞら(86)「なつよ、ワクワクが止まらない」
EPG情報 なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)が東京に帰ってきた。二人は、十勝での出来事を亜矢美(山口智子)に報告。亜矢美は、千遥の心の内にあるものを察し、落ち込む二人を元気づける。翌日、なつが東洋動画に出社すると、下山(川島明)、麻子(貫地谷しほり)、坂場(中川大志)から、宿題だった短編映画の企画案を求められる。そこでなつが、帰省中にヒントを得た企画について話し出すと、皆興味を持ちだし…。
坂場が夜「企画書について相談がある」と下宿先を訪ねる。その失礼を「それって明日ではだめだったんですか?」と今の時代の女の子なら、とがめそうな気がしますがね。